~顧客満足度と財務業績を向上し、シームレスかつ優れたサービスエクスペリエンスを提供~
2018年10月24日 東京
アフターマーケット(保守ビジネス)の最適化ソリューションプロバイダであるシンクロン・インターナショナルAB(本社:スウェーデン ストックホルム、CEO:アンダース・グルーデン、日本法人:シンクロン・ ジャパン株式会社、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:落合 克人、以下 シンクロン)は本日、JUKI株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:清原 晃、以下JUKI)が、縫製事業において、シンクロンのクラウドベースの保守部品在庫最適化ソリューションである 「Syncron InventoryTM」 ※1を採用したことを発表しました。同社はこの導入により、最適化されたアフターサービスで、更なる顧客満足度の向上とアフターサービス事業の付加価値拡大を目指します。選定にあたっては、シンクロンのアフターサービスに特化した専門性や容易な操作性、投資対効果の実現性、高品質な導入・サポート体制が高く評価されました。
今日の顧客は、工業用、家庭用を問わず、製品は常に稼働し、サービスは即時に対応されるべきであると考えており、縫製機器・産業機器メーカーは、必要な保守部品を必要な時、必要な場所に最適に配置する必要に迫られています。
シンクロンを採用する前は、JUKIでは保守部品の在庫管理プロセスは手作業でした。今回、シンクロンの導入により、同社は保守部品在庫計画プロセス全体を自動化して、即座に成果を上げることが可能になります。最終的には98%以上の即納率達成を計画しています。
JUKI株式会社 カスタマービジネスカンパニー長 植草 敬一氏は次のように述べています。
「JUKIでは、常にお客様視点での事業活動を最優先に考えています。製品の稼働時間(アップタイム)を最大化するサービスモデルにビジネスをシフトする中でアフターサービス機能を拡張し、最終的には保守部品の提供リードタイムを短縮し、顧客満足度を向上させたいと考えていました。
シンクロンはアフターサービスに特化しており、産業機械製造業界において高い評価を受けているため、私たちが成功するために必要な専門知識と具体的な解決策を提供してもらえると判断しました。」
また「操作性、柔軟性、および期待効果の実現性を重視して、シンクロンを選択しました。シンクロンチームは常に非常に直接的で、質問や要求には迅速に対応してくれます。我々のパートナーシップは、我々が業界の市場リーダーであり続けるために必要な競争力を与えてくれると確信しています。」とも述べています。
シンクロン 代表取締役社長 落合 克人は、次のように述べています。
「この度、JUKI様をシンクロンのお客様にお迎えでき、更なるアフターサービスの充実に向けてご支援させていだけることは非常に光栄です。事後対応型(Break-fix)のサービスモデルから、製品の稼働時間(アップタイム)を最大化するサービスモデルへの移行という共通ビジョンのもと、JUKI様とのパートナーシップにより、お客さまの更なるサービスエクスペリエンスの向上と財務体質の改善を目指します。」
JUKIに採用されたシンクロンのソリューション概要※1
- 需要予測: 保守部品に特化した予測アルゴリズム
- 在庫最適化: 各階層に応じた在庫ポリシー設定
- グローバル計画: グローバル多階層での在庫最適配置
- 分析・モニタリング: マネージメントダッシュボード
JUKIについて
JUKIは、世界のアパレル産業を支える工業用ミシンの分野において、世界トップシェアのミシン総合メーカーです。1938年の会社設立以来、本社のある日本を中心に、世界100ヵ所以上に拠点を構え、製品をお使いいただいている180カ国以上のお客様をサポートしています。2017年度の売上高は1,037億円で、主力の工業用ミシンの他に、電子部品をプリント基板に搭載するための産業用ロボットや、家庭用ミシンの開発・製造・販売を行っています。また製品のアフターサービスや消耗品・補用パーツの迅速なご提供を通じて、よりよい環境で製品をご使用いただくためのサポート事業も行っています。
シンクロンについて
シンクロンは、世界の主要な製造業が製品の稼働時間(アップタイム)を最大化し、優れたアフターサービスを提供できるようにすると同時に、収益性の大幅な改善を支援します。業界をリードする研究開発への投資から、最速のタイム・トゥ・バリューの実現まで、数々の賞に輝いたシンクロンのクラウドベースのサービス部品在庫、価 格、稼働時間の最大化(アップタイム)管理ソリューションは、お客様の期待を常に上回るように設計されています。世界各地のトップブランドは、アフターサービス業務を競争上の差別化要因にすべくシンクロンを信頼しています。