繊維産業大手メーカーが顧客満足度と財務パフォーマンス向上を目的とし、シンクロンの保守部品在庫ソリューション「Syncron InventoryTM」を採用、12月末に本稼働を開始
2020年2月4日
世界の製造業が製品の稼働時間(アップタイム)を最大化し、卓越した顧客体験を提供できるよう支援することにフォーカスした、クラウドベースのアフターサービスソリューションのプロバイダーであるシンクロン・インターナショナルAB(本社:スウェーデン ストックホルム、CEO:アンダース・グルーデン、日本法人:シンクロン・ ジャパン株式会社、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:落合 克人、以下 シンクロン)は、本日、株式会社島精機製作所(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長 島 三博、以下島精機製作所)が、シンクロンの保守部品在庫最適化ソリューションである「Syncron InventoryTM」※1を採用し、本稼働させたことを発表しました。
島精機製作所は、50年以上にわたり、コンピュータ横編機、手袋靴下編機、デザインシステム、自動裁断機を、世界に先駆けて開発し、繊維機器メーカーのパイオニアとして活躍しています。
顧客体験は同社の文化の中核をなし、同社チームは、顧客が慣れ親しんだ卓越したサービス体験を維持し、増加させることを望んでいました。 その実現にあたり、アフターサービス組織を最適化し、特に洗練されたサービス部品在庫管理ソリューションを必要としていました。
島精機製作所の物流部長である、榎本 隆由氏は次のように述べています。「現在の補修部品在庫管理プロセスは手作業が大部分を占め、組織と顧客のニーズが成熟するにつれて、私たちとともに進化し拡張できるソリューションが必要になりました。シンクロンを使用すると、アプローチをより自動化および高度化し、最終的にプロセスを合理化すると同時に、顧客満足度と財務パフォーマンスを向上させることができます。 シンクロンチームは、パフォーマンスと価値志向、効率的かつ誠実なアプローチを提供してくれており、今後の継続したパートナーシップの将来を楽しみにしています。」
島精機製作所は、「Syncron Inventory」を使用して顧客体験と財務パフォーマンスの改善に取り組んでおり、特に以下にフォーカスしています。
- サービスパーツの充填率の速度と効率の改善
- 注文管理操作の最適化
- 手動による労力を減らし、従業員がより戦略的なイニシアチブに集中できるようにし、最終的に運用パフォーマンスと効率を改善
シンクロン 代表取締役社長 落合克人は次のように述べています。
「島精機製作所が、すでに高い顧客サービスレベルの向上に注力されていることを非常に嬉しく思います。同社を次のレベルの顧客体験と財務実績へと導くとともに、 一緒に成功することを楽しみにしております。」
島精機製作所に採用されたシンクロンのソリューション概要
※1
Syncron InventoryTM
- 需要予測: 保守部品に特化した予測アルゴリズム
- 在庫最適化: 各階層に応じた在庫ポリシー設定
- グローバル計画: グローバル多階層での在庫最適配置
- 分析・モニタリング: マネージメントダッシュボード
島精機製作所について
島精機製作所は、「全自動手袋編機」の開発を創業の原点とし、「Ever Onward-限りなき前進」を経営理念に掲げ、常に新しい技術の開発を目指して挑戦を続けてまいりました。
コンピュータ横編機、手袋靴下編機、デザインシステム、自動裁断機のトップメーカーとして高い評価をいただくまでになりました。
なかでも当社が独自開発した「ホールガーメント横編機」は、無縫製で立体的なシルエットの美しいニット製品を作ることができることから、世界のアパレルブランドで採用されております。
また、生産工程で裁断・縫製の必要がない「ホールガーメント」は、昨今のサステイナブルなモノづくりとしても注目を高めています。
売上の8割以上が海外を占める一方で、日本国内での一貫生産を実施し、効率的な製品開発や技術力強化につなげています。
※ホールガーメントは島精機製作所の登録商標です。
シンクロンについて
シンクロンは、世界の主要な製造業が製品の稼働時間(アップタイム)を最大化し、優れたアフターサービス エクスペリエンスを提供できるようにすると同時に、収益性の大幅な改善を支援します。業界をリードする研究開発への投資から、最速のタイム・トゥ・バリューの実現まで、数々の賞に輝いたシンクロンのクラウドベースのサービス部品在庫、価格、稼働時間の最大化(アップタイム)管理ソリューションは、お客様の期待を常に上回るように設計されています。世界各地のトップブランドは、アフターサービス業務を競争上の差別化要因にすべくシンクロンを信頼しています。