日本の大手製造業が、精巧なサービス部品価格管理ソリューションを選択し、価格設定プロセスを合理化・自動化
2019年2月12日 東京
世界の製造業が製品の稼働時間(アップタイム)を最大化し、卓越した顧客体験を提供できるよう支援することにフォーカスした、クラウドベースのアフターサービスソリューションのプロバイダーであるシンクロン・インターナショナルAB(本社:スウェーデン ストックホルム、CEO:アンダース・グルーデン、日本法人:シンクロン・ ジャパン株式会社、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:落合 克人、以下 シンクロン)は、本日、住友建機(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下村 真司、以下住友建機)がグローバルなサービス部品価格を最適化するために、「Syncron PriceTM」を採用したことを発表しました。
油圧ショベルやアスファルトフィニッシャにおける建設機械業界のリーディング・カンパニーである住友建機は、機械の稼働停止時間(ダウンタイム)が大幅な損失の原因となることを踏まえ、サービス部品の受注が刻々と変動するなか、業務プロセスの効率化・最適化や顧客満足度の向上、更なる財務目標の予測・達成に向けた最新鋭のソリューションを求めていました。
シンクロン採用以前、住友建機ではサービス部品価格管理プロセスを属人的な手作業で時間を費やしていました。今回、シンクロンの導入により、同社はサービス部品価格設定プロセス全体を見直し、最終的に価格設定の品質と効率性を向上させると同時に、更なる顧客満足度の向上や売上・収益の拡大の実現を目指します。
住友建機株式会社 カスタマーサポート本部 副本部長 兼 部品部長 川島 一男氏は次のように述べています。「住友建機では、機種や販売地域の拡大により、サービス部品価格設定の作業工数が増加傾向のため、作業効率や品質(整合性)の低下を危惧し、最適なソリューションを探していました。そのため、インテリジェントな機能、テクニカル・サポート、導入アプローチ、印象的な導入顧客企業といった面から、シンクロンを選択しました。シンクロンチームは、業界で最も知識が豊富で作業が容易であると確信しており、今後もパートナーと協力していただけることを楽しみにしています。」
住友建機は、価格設定の効率性と品質を向上させ顧客満足度向上に繋げると共に、部品売上の拡大を主な目的として、「Syncron Price」をグローバルネットワークに展開します。
シンクロン 代表取締役社長 落合 克人は、次のように述べています。
「この度、住友建機様のサービス部品価格設定の強化への支援をさせていただくこととなり、大変光栄に感じております。住友建機様とのパートナーシップにより、更なる自動化と業務効率化を目指します。」
住友建機に採用されたシンクロンのソリューション概要※1
Syncron PriceTM
・保守部品の価格設定プロセスを、コストプラス方式を超えたレベルに進化させ、真の提供価値に応じ
た値付けを実施・顧客への提供価値ベースのアルゴリズムや、IoTデータ、競合価格を考慮した値付け、価格調整など、洗練された最新の価格設定プロセスに基づき、最適な価格戦略を見つけ出すことが可能になります。
本製品に関する詳細はこちら
https://www.syncron.com/ja/solutions/price-management/
住友建機について
住友建機は、世界最高水準の開発力と製造技術を持つ住友グループの建設機械メーカーです。代表的な機種である油圧ショベルでは生産累計21万台を誇り、住友の油圧ショベルは全世界で活躍しています。最近では油圧ショベルベースの金属スクラップ仕様機、解体仕様機、林業仕様機などの品揃えを強化しています。さらに道路を舗装するアスファルトフィニッシャでは、国内トップのシェアを誇ります。主要生産品目油圧ショベル(6トン~80トン)、 マテリアルハンドリング機、道路機械(アスファルトフィニッシャ、 振動ローラー)
シンクロンについて
シンクロンは、世界の主要な製造業が製品の稼働時間(アップタイム)を最大化し、優れたアフターサービスを提供できるようにすると同時に、収益性の大幅な改善を支援します。業界をリードする研究開発への投資から、最速のタイム・トゥ・バリューの実現まで、数々の賞に輝いたシンクロンのクラウドベースのサービス部品在庫、価格、稼働時間の最大化(アップタイム)管理ソリューションは、お客様の期待を常に上回るように設計されています。世界各地のトップブランドは、アフターサービス業務を競争上の差別化要因にすべくシンクロンを信頼しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
シンクロン・ジャパン株式会社
マーケティング部
Tel : 03-5207-2855
Email : [email protected]